藤原家の庭先に産み落とされた卵。

育てるもののいないその卵を、夏目はニャンコ先生と温めてみることにする。

日に日に大きくなる卵、そして、それを主からの命で奪おうとやってくる妖。

確かに生きているその卵を守ろうと決めた夏目の前で、ついに卵の中から姿を現したのは、なんと小さな小さな人の形をした「辰未」という妖の雛だった。

脚本:高木 登
コンテ:髙田淳
演出:髙田淳
作画監督:亀谷響子